日本音響学会 研究会 「防災放送による情報伝達」 日時:2019年1月26日(土) 13:30〜17:30 場所:ハルモニー金沢 石川県金沢市竪町 40 趣旨: 南海トラフによる巨大災害が確実視される中で,防災に関しては様々な点から の取り組みがなされるようになってきています.災害発生時において,命を守る ための行動を確実にとってもらうためには,防災放送も大きな役割を果たしてい ます。その際、音声が明瞭に伝わるだけではなく,危機感を持って伝わることも 重要です.なぜなら,人間は「正常性バイアス」という心の働きによって,避難 が必要な場合にも避難しないということが多々あるからです.過去の大災害時に もそのために多くの命が失われています. 2016 年度に日本音響学会北陸支部では初めて防災と音響の問題を取り上げた 研究会「防災について科学的に考える ~音響学の視点から~」を実施しました. 翌年の 2017 年度には「防災放送と避難行動」と題して 2 回目の研究会を行いま した.本年度も,最近の研究成果を示し,多面的に防災を考えるための研究会を 音声研究会との共催によって行います.防災における音声の役割について論じる 契機となることを願っています. 詳細はこちらから (PDF, 1.2 MB)