シンポジウム 保育と音 -赤ちゃんの耳について考えたことはありますか?- 趣旨: 赤ちゃんや子どもの耳はどのような音を聴いているのでしょうか?大人と同じ?それとも違う? その答えは分かっていません。赤ちゃんや子どもがどのような音環境で暮らしているのか。 赤ちゃんや子どもはどのように感じているのか。 大人と同じように話すこと・伝えることができない赤ちゃんや子どもだからこそ、その立場になって 考える必要があります。 本シンポジウムでは、「音」について様々な専門分野の研究者の視点からお話しいただくことで、 子どもが育つ保育施設の音環境やヒトの音の感じ方、種々の特性を持った子どもたちの発達や感覚に ついて、皆様と学び、そして赤ちゃんや子どもの耳を守る方策を一緒に考えていきたいと思っています。 日本音響学会北陸支部設立10周年の今年を契機として、全国的に注目されるこの議論を北陸から盛り 上げていきたいと考えています。 日時:2016年12月10日(土) 13:00~17:15 場所:金沢歌劇座 大集会室 (http://www.kagekiza.gr.jp/access/) 住所:〒920-0993 石川県金沢市下本多町6番丁27番地 電話:076-220-2501 プログラム: 13:00~13:05 開会挨拶:小西行郎(同志社大学赤ちゃん学研究センター長) 13:05~13:15 趣旨説明:木谷俊介(北陸大学未来創造学部) 13:15~13:45 「こどもの発達 -からまりあう運動と五感-」 小西行郎(同志社大学赤ちゃん学研究センター) 13:45~14:15 「保育施設の音環境の現状」 志村洋子(同志社大学赤ちゃん学研究センター) 14:15~14:25 休憩 14:25-14:55 「人工内耳装用児の心理」 荒木友希子(金沢大学人間社会研究域) 14:55-15:25 「自閉スペクトラムの聴覚特性」 柏野牧夫(日本電信電話株式会社 NTT コミュニケーション科学基礎研究所) 15:25-15:55 「幼児期の人の声に対する脳反応と言語発達 -定型発達と自閉スペクトラム症の研究から-」 吉村優子(金沢大学子どものこころの発達研究センター) 15:55-16:05 休憩 16:05-16:35 「ことばを育てる音(環境)」 船本弘史(北陸大学未来創造学部) 16:35-17:05 「子どものための音環境保全に向けた取組み」 上野佳奈子(明治大学理工学部) 17:05-17:15 閉会挨拶:赤木正人 (北陸先端科学技術大学院大学、日本音響学会北陸支部長) 入場料等:入場無料、入退室自由、事前予約不要 お子さん連れでの聴講を歓迎します。託児所はございません。一緒にご参加ください。 主催:保育と音環境シンポジウム実行委員会 (問い合わせ先:電話 076-229-6111(北陸大学地域連携センター) E-mail s-kidani@hokuriku-u.ac.jp(木谷俊介)) 共催:日本音響学会北陸支部、同志社大学赤ちゃん学研究センター、北陸大学 後援:日本赤ちゃん学会、石川県